tico moonをまちながら
tico moonは日本のアイリッシュハープとアコースティックギターのデュオ。
2014年4月から5月にかけて九州ツアーを行った。
tico moon『はじまりの鐘』発売記念ライブ CM(30秒ver.) - YouTube
2012年夏、旅先で偶然彼らのCDを耳にして以来、どこまでも広がっていく弦の響きのあまりの美しさにとりつかれていた。車で聞くと目に入ってくる風景が、環境ビデオの中のようにみえてくる、全てを強制的に癒してしまう。
今回初めて生で聴くことが出来、感激した。
それは言葉では言い表せない体験。 ハープとギターのアンサンブルが空気の振動となって全身が包み込まれる感覚。
おそらく素晴らしい演奏に違いないだろうと思って足を運んだんだけど、想像していた以上に素晴らしい。最初の一音からtico moon worldで幸せだった。
この場にいられることを感謝したし、こんな素晴らしい音楽を九州の端っこでこんなに少人数できけることをなんて贅沢なんだろうとおもった。なんかよくわからないけど、日本ってこんなに豊かな国になったんだなあと思ったし、みんなどうしてこんな素敵な音楽を放っておくのだろう。もっともっと広がっていい音だと思った。
次回はシアターコクーンとか国際フォーラムのCホールとかで聞きたい
一番最初に聞いたCD。ご本人たちの全曲解説(今日のお手紙 | tico moon music gardener 雨の日のための音楽)によると、沖縄で録音された。澄んだ音色のむこうから南の島の空気の揺らぎが伝わってくるのだ